最近はインバウンドの影響もあって、街で外国人観光客を見かけることが多くなりましたよね。
でも実際に日本で生活していると、外国人と話す機会ってホント少ないものです。
「もし英語に自信があれば、気軽に声をかけられるのに…」と思ったことはありませんか?
私自身、ずっと「日本人と外国人の垣根を越えて、友達になれたらいいな」と思って英会話練習を続けてきました。そんなときにふと頭に浮かんだのがChatGPT。
「ChatGPTでも英会話の練習ができるのかな?」
そう思い、試しに1か月間、英会話の練習相手として使ってみたところ、思っていた以上に自然に会話ができ、自信にもつながりました。
今ではオンライン英会話で外国人の先生とわりとスムーズにフリートークができるようになり、練習の成果を実感しています。
この記事では、ChatGPTを使った英会話練習を1か月試してわかったことや、実際の活用法、メリットと限界をあわせてご紹介します。
「まずは気軽に英語を話す練習がしたい」という方の参考になれば嬉しいです😊✨
ChatGPTで英会話を1か月試してみた結果
ChatGPTで英会話練習を1か月続けた結果、英語が口から出てくるときの“もたつき”がだいぶ減り、以前よりスムーズに話せるようになりました。
私は半年前からオンライン英会話を2日に1回受けていましたが、これまでは質問に対して自分の考えをうまく伝えられず、もどかしさを感じることが多かったんです。ところが、ChatGPTで毎日練習を重ねるうちに、自然と英語が出てくる場面が増え、大きな変化を実感しました。(文法的にはまだまだ課題もありますが…)
また、ChatGPTはAIなので、どんなに間違えても恥ずかしくありません。その安心感があるおかげで思い切って話せるようになり、英語を話す心理的ハードルがぐっと下がりました。さらに「今日はこのフレーズを使ってみよう」と意識して練習すると、自分の使える表現の幅が広がっていきます。
例えば、以前は”How are you?”と聞かれると、いつも “I’m doing well, thank you.” が定番でした。でも今では “I’m pretty good, thanks.” や “Not bad.” といったバリエーションも自然に出てくるようになりました。小さな変化ですが、表現が増えることで会話がぐっと楽しくなっています✨
ChatGPT英会話でできること(無料版と有料版)
無料版では、テキストベースで英会話の練習ができます。英文の添削や、語彙・文法に関する質問にも答えてくれるので、ライティング力の向上にもつながります。さらに、チャット履歴が残るため、後から音読すればアウトプットの練習にもなります。
また、テキストを Natural Readers や Google翻訳 にコピペすれば音声として読み上げてもらえるので、シャドーイング練習に活用することも可能です。工夫次第で、無料版だけでも十分に学習効果を得られます。
一方、有料版(ChatGPT Plus) になると、音声での英会話練習が可能になります。相手の反応が即時に返ってくるため、よりリアルな会話に近い感覚で練習できます。さらに、文法の細かいニュアンスや自然な表現の選び方など、深いフィードバックが得られるのも大きなメリットです。
ChatGPT英会話のメリットとデメリット
ChatGPTを使った英会話練習には「いつでも気軽にできる」という大きな強みがある一方で、人間との会話には及ばない部分もあります。ここでは有料版(ChatGPT Plus)を実際に使って感じたメリットとデメリットをまとめました。
メリット
- 24時間いつでも好きな時間に好きなだけ練習できる
- 間違いを即座に修正してもらえるので自分のミスを把握しやすい
- 恥ずかしさがなく、何度でも聞き直したり試行錯誤できる
- 身なりを気にせず学習できる(特に女性は化粧をしなくていいのが楽😆✨)
- 学びたいテーマや場面を自由に設定できる(旅行・レストランなどのロールプレイも可能)
デメリット
- 発音の細かなチェックは苦手。発音が不明瞭だと正しく認識されないこともある
- 会話の途中で考え込むと、ChatGPTが先に話し始めてしまうことがある
- 実際の人との会話で必要な「予測不能なやり取り」や感情表現には弱い
ChatGPT英会話の活用例
最初のころは「英語で会話できる」というだけで新鮮で楽しかったのですが、しばらくすると物足りなさを感じるようになりました。そこでプロンプトを色々と試してみた結果、次のように活用する形に落ち着きました。
学習に役立つ活用例
- 会話前に
👉 「今後の私の発言の文法ミスをその都度指摘して訂正してください。」
→ 自分の文法ミスを即座に把握できる - 会話後に
👉 「これまでの私の発言を refine してください。」
→ 会話は途切れず進め、最後に自然な表現へまとめてもらえる - 説明練習
👉 始めに物事(例:スマホ、扇風機など)をできるだけ自分の言葉で説明し、それを自然な表現にしてもらう
→ 「説明する力」を鍛えられる - チャンク・フレーズの学習
👉 覚えたいチャンクやフレーズについて「どんな状況で使うか」「使用例」を尋ね、最後に暗唱用の例文を3つ作ってもらう
→ 表現の定着に役立つ
番外編:遊び感覚の活用例
- 20の質問ゲーム ChatGPTがある物や人物を頭の中で思い浮かべて、私は「Yes/No」で答えられる質問を投げかけて正解を当てるゲームです。例えば「Is it an animal?(それは動物ですか?)」「Is it bigger than a car?(車より大きいですか?)」といった質問を繰り返し、少しずつ答えに近づけていきます。
→英語で質問を組み立てる力が自然に鍛えられる - 交代で1文ずつ物語を創作する 二人(?)で創っていく物語。どんなストーリーになるのかお楽しみ✨
例)
私:Once upon a time, there was a girl who lived with her mother by a lake near a forest.
ChatGPT:One beautiful sunny day, the girl met a mysterious dog…
このように自分なりに工夫し、遊びを取り入れることで学習が単調にならず、バリエーションも増え楽しみながら継続できるようになりました。
ChatGPT英会話とオンライン英会話の比較
ChatGPTもオンライン英会話も、それぞれに強みがあります。どちらが合うかは学習スタイルや目的によって変わるので、特徴を比較してみました。
ChatGPT英会話が向いている人
- スキマ時間を活用して効率的に練習したい人
- 対人で英語を話すことにまだ自信がなく、緊張してしまう人
- 基礎的なフレーズや文法をしっかり定着させたい人
- ChatGPTの自由度を活かして、自分のアイデア次第で会話を広げたい人
オンライン英会話が向いている人
- 実際の人間と会話する臨場感を味わいたい人
- 発音やイントネーションも細かく指導してほしい人
- 予測不能な会話のやり取りに慣れたい人
- 教材を使って体系的に学びたい人
ちなみに私の場合は、もともとオンライン英会話を2日に1回・30分間受けていました。
そこにChatGPT英会話を毎日取り入れるようにしたことで、オンライン英会話の回数は3日に1回に調整。その分、オフの日にはChatGPTを使って英語に触れ続けたり、実験的に新しい表現を試したりできるようになりました。
そしてオンライン英会話の日は「対人実践の場」として気合を入れて集中する。ChatGPTとオンライン英会話をうまく使い分けることで、それぞれの強みを活かし、成果を実感できるようになりました。
つまり、ChatGPTはオンライン英会話の良い相棒です。基礎練習やフレーズの定着にはChatGPTを活用し、実際のコミュニケーション力はオンライン英会話で磨く。両方を組み合わせることで、より効果的にスピーキング力を伸ばせると感じています。
まとめ
ChatGPTを使った英会話練習は、時間や場所を選ばず、自分のペースで取り組めるのが大きな魅力です。毎日の積み重ねで表現の幅が広がり、オンライン英会話との相乗効果も実感できました。
続けるうちに思わぬ変化もありました。1か月ほど経ったころ、夢の中での会話が英語になっていたんです。さらに、日常のふとした瞬間に自然と英語で考えている自分に気づくようにもなりました。これは机上の勉強だけでは得られなかった感覚で、「英語が自分の中に入り込んできた」ことを実感できた出来事でした。
もちろん発音や人間らしいやり取りなど、AIだけではカバーできない部分もあります。それでも、英語を話す心理的ハードルを下げたり、基礎を固めたりするには、とても心強い存在です。
まずは気軽に試してみて、自分なりの使い方を見つけてみてください。英語学習の新しい習慣が、きっとあなたのスピーキング力を引き上げてくれるはずです✨
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